男性の悩みの一つである薄毛や抜け毛には、発毛剤が有効な対策となります。
しかし、市場には多くの種類の発毛剤があって、効果や価格などが異なるため、どの商品を選ぶべきか迷ってしまいますね。
そこで今回は、男性用発毛剤の中から、「スカルプD メディカルミノキ5」や「リアップX5 プラスネオ」など、最強のミノキシジル配合の男性用発毛剤をご紹介します。
また、発毛剤の特徴や選び方、育毛剤との違いについても解説します。
- 薄毛や抜け毛に悩んでいる方
- 発毛剤と育毛剤の違いを知りたい方
- 発毛剤の主な成分であるミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドについて知りたい方
- 発毛剤の副作用について知りたい方
- ミノキシジル配合の男性用発毛剤や育毛剤を探している方
日本人男性の薄毛や抜け毛に対する意識

日本人男性は薄毛や抜け毛に対する意識が高い!
日本人男性は薄毛や抜け毛に対して意識が高いことが分かっています。
日本能率協会研究所の調査によると、日本人男性の約1/3がAGAを意識しており、そのうち約800万人が自分の髪の毛が薄いのではないか、自分はハゲているのではないかと気にしている、と言われています。
AGAに対するアンケート調査の結果
日本の成人男性がAGAに対してどんな認識を持っているのか、アンケート調査が行われた結果、約30%の人が自分は抜け毛・薄毛だと思っていて、そのうち約60%の人が今や将来の頭髪の状態を気にしていることがわかっています。
このように薄毛や抜け毛に対する意識が高い理由としては、日本人男性が髪の毛に対して繊細であることが挙げられます。また、薄毛や抜け毛が社会的にマイナスイメージとされていることも影響していると考えられます。
AGA対策で薄毛を予防する!
最近では、AGA対策がマナーやエチケットとして見なされることが多くなってきており、薄毛を早くから予防したい と考えている方も増えています。
AGA治療についても、男性のAGA(薄毛)は、悩みやコンプレックスという要素が強かったのですが、最近では、AGAが進行した年配の男性でも、治療することで髪の毛が増えることを知り、AGA治療を開始される方が増えています。
発毛剤とは? 育毛剤との違いは?

発毛剤と育毛剤は、薄毛や抜け毛の対策として使用されますが、その効果や配合される成分に違いがあります。
最近では、「リアップ」や「スカルプD」などの商品名に加えて、ミノキシジルやフィナステリドなどの成分名も、テレビやネットなどで見たり聞いたりすることが多くなっています。
しかし、「医薬品と医薬部外品の違い」、「発毛剤と育毛剤の違い」、「発毛剤による副作用」など、はっきりと区別ができているわけではありませんね。
まず、「医薬品と医薬部外品の違い」から知っておきましょう
医薬品と医薬部外品は、どちらも薬事法によって規定された医薬品類ですが、使用目的や効能、製造販売の許可手続きなどに違いがあります。
医薬品とは
医薬品とは、治療や予防、診断のために使用される薬剤で、厚生労働省の承認を受けた製品のことを指します。医師や薬剤師が処方箋を発行して、薬局や病院などで調剤されます。医薬品の製造販売には、厚生労働省の審査が必要で、安全性や有効性が確認された製品のみが販売されます。
医薬部外品とは
一方、医薬部外品は、健康や美容のために使用される薬剤で、医薬品と同じく薬事法によって規定されていますが、医薬品と比べて使用目的が限定的で、効果の科学的根拠が医薬品ほど厳密ではありません。
例えば、日焼け止めや口内洗浄液、歯磨き粉などが医薬部外品に分類されます。医薬部外品は、医薬品と異なり、厚生労働省の承認を受ける必要はありませんが、製品の安全性や効果の表示、販売には規制があります。
したがって、医薬品は厳密な審査を受けて製造販売されることで、病気や症状の治療に使用されます。一方、医薬部外品は健康や美容に関する製品であり、医薬品ほど厳密な規制はなく、使用にあたっても注意が必要です。
発毛剤は、薄毛や抜け毛を改善する!
発毛剤とは、頭皮や髪の毛の健康を改善し、薄毛や抜け毛などの問題を改善するために使用される製品です。主に、市販の化粧品や医薬品として販売されています。
発毛剤には、様々な成分が含まれており、その中にはミノキシジルなどの薬剤成分も含まれています。これらの成分は、毛包の血流を改善し、毛髪の毛包を活性化させ、髪が抜け落ちた頭皮に新しい髪を生やす効果があります。
※ ミノキシジルは、日本では唯一、髪を生えさせる成分の外用薬(皮膚や粘膜などの体表面に直接塗布される医薬品)として認可されています。
育毛剤は、薄毛や抜け毛を予防する!
一方、育毛剤には、保湿成分や抗炎症成分などが含まれており、頭皮の血行促進や保湿などによって頭皮環境を整え、すでに生えている髪のコシやハリを維持することを目的とし、薄毛予防をする効果があります。
育毛剤は医薬部外品であり、薬局やドラッグストアで簡単に購入できます。
育毛剤は、髪が細くなってきたような気がするといった場合に効果的ですが、発毛剤のように直接的に発毛に働きかける成分は含まれておらず、発毛剤のように頭皮に新しい髪を生やす効果はありません。
ミノキジジルは育毛剤にも含まれている!
ミノキシジルは、薄毛治療用の外用薬(皮膚や粘膜などの体表面に直接塗布される医薬品)として開発され、現在では世界中の製薬会社から、ミノキシジルが含有されている外用薬が発売されています。
発毛剤と育毛剤を併用してもよいですか?
発毛剤と育毛剤の併用については、組み合わせによっては頭皮トラブルなどの副作用が出てしまうリスクがあります。
上記のように、発毛剤と育毛剤は、配合される成分、期待される効果、使用するべき人の状態などに違いがあります。
育毛剤と発毛剤を併用すると、頭皮が刺激を受けすぎることで、かえって薄毛を悪化させることもあるため、注意が必要です。
併用する場合は、必ず医師や専門家に相談し、適切な方法で使用するようにしましょう。
発毛成分、ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドの違い

日本皮膚科学会が最高評価を与えた3つの「発毛成分」は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルです。フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルは、いずれも発毛効果があると認められた発毛成分です。
それでは、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルには、どのような違いがあるのでしょうか?
まず、これらの成分は、いずれも薄毛や脱毛の治療に効果があり、医療用薬品として使用されています。しかし、それぞれ異なる成分で構成されています。
ミノキシジルは、日本で唯一、発毛が認められた外用薬として認可されている
ミノキシジルは、市販の発毛剤に配合されており、毛包の血流を改善して毛髪の成長を促進する効果があります。
ミノキシジルは、毛包の血流を改善して毛髪の成長を促進する効果があります。
このミノキシジルは、日本では唯一、髪を生えさせる発毛成分の外用薬(皮膚や粘膜などの体表面に直接塗布される医薬品)として認可されています。
フィナステリドとデュタステリドは、医師の処方箋が必要な医療用薬品
フィナステリドとデュタステリドは、ホルモンの働きを調節することで、毛包の萎縮を抑制する効果があります。
ただし、フィナステリドとデュタステリドは、医師の処方箋が必要な医療用薬品であり、市販品には含まれていません。これらの薬剤は、男性型脱毛症(AGA)の治療に使用されます。
したがって、ミノキシジルは主に薄毛の治療に使用され、フィナステリドとデュタステリドは、男性型脱毛症の治療に使用されることが一般的です。
ミノキシジル配合の男性用発毛剤のおすすめランキング10選
おすすめの発毛剤を紹介します。どれも有効成分のミノキシジルを配合し、第1類医薬品(※)に分類される商品です。購入に際して、薬剤師による適正使用の確認が必要となります。
※ 第1類医薬品とは、一般用医薬品の中で最も副作用が生じる恐れが高い医薬品のことであり、一般用医薬品の中で最もリスクが高いとされ、使用には細心の注意が必要です。
NO.1) 大正製薬 リアップX5 プラスネオ

【第1類医薬品】大正製薬 リアップX5プラスネオ 62mL【Amazon.co.jp限定】
リアップX5プラスネオは、ミノキシジル5%に、新たにスカルプバランス成分をプラスした男性用の発毛剤です。国内初の17種の有効成分を配合しており、ミノキシジルを含む7種の成分が頭皮環境を整え、発毛・育毛に効果があるとされています。
リアップX5プラスネオは、1日2回、毎日続けて使用する長期投与試験で、少なくとも4ヵ月間で効果が現れるという結果が出ています。
また、頭皮にまんべんなく塗れるように少量ずつ薬液が出てくる独自の容器を開発しており、液だれや誤飲を防ぐ工夫も行っています。
¥8,140 (税込)
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NO.2) アンファー スカルプD メディカルミノキ5

【第1類医薬品】スカルプDメディカルミノキ5
スカルプD メディカルミノキ5は、ミノキシジルを5%配合した壮年性脱毛症における男性用発毛剤であり、日本で一般用医薬品として承認されています。
スカルプD メディカルミノキ5は、市販で購入できる発毛剤の中では国内最大濃度のミノキシジルを配合しているため、効果が期待できます。
抜け毛が増えてきた、頭皮が目立ち始めているなどの悩みから、発毛を促進するために使用されます。また、頭皮環境を整えながら、発毛を促進するために、ミノキシジルに加え、ビタミンB6、トコフェロール酢酸エステル、ジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されています。
¥4,980(税込)
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NO.3) ロート製薬 リグロEX5

【第1類医薬品】ロート製薬 リグロEX5
リグロEX5は、ロート製薬の自社開発による日本唯一のミノキシジル国内最大濃度5%配合の発毛剤です。
このリグロEX5は、壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防に効果がある第1類医薬品になります。ミノキシジル国内最大濃度の5%を配合しており、有効成分のミノキシジルがもつ休止期毛包から初期成長期毛包への移行促進作用が、眠っている発毛の力を覚醒することができます。
リグロEX5は、頭皮環境を整えて毛髪の成長をサポートする3成分を含んでいます。ピリドキシン塩酸塩は、過剰な皮脂分泌を抑え、頭皮環境を整えます。トコフェロール酢酸エステルは、頭皮の血行を促進し、頭皮環境を整える。メントールは、頭皮を清涼感で包み込み、頭皮環境を整えます。
¥4,950(税込)
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NO.4) ロート製薬 リグロEX5エナジー

【第1類医薬品】ロート製薬 リグロEX5 エナジー 60mL
ロート製薬のリグロEX5エナジーは、壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防に対する効果・効能があります。ミノキシジル国内最大濃度の5%を配合しており、ミノキシジルがもつ休止期毛包から初期成長期毛包への移行促進作用が、眠っている発毛の力を覚醒します。
また、リグロEX5エナジーは、パントテニールエチルエーテル1%を配合しており、末梢循環障害に優れた効果があり、血行を良くすることができます。
リグロEX5エナジーは、ロート製薬の自社開発による日本唯一の発毛剤であり、全5種類の有効成分を配合しています。
¥5,940(税込)
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NO.5) アートネイチャー LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5

【第1類医薬品】アートネイチャー LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5
「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」は、アートネイチャーによる初めて開発された発毛剤です。
この製品も、ミノキシジルを上限となる5%配合。壮年性脱毛症における発毛と、脱毛の進行予防に働きかけます。
ボトルの蓋(ふた)を開けて、回転部のマークを「はかる」に合わせてからひっくり返すと、先端のドーム部に1回量の1mlが溜まります。このように、1回の使用量(1mL)を計量できる容器に入っており、使いやすさが特徴です。そのまま頭皮にトントンとつけていけばOKで、使い過ぎもなく、液だれもしづらく、使いやすくなっています。
¥6,960(税込)
¥6,153 (12% off)
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NO.6) 大正製薬 リアップジェット

【第1類医薬品】大正製薬 リアップジェット 100mL
大正製薬のリアップジェットは、ミノキシジルを配合したジェット噴射式エアゾールであり、1回使用量を手軽に塗布できる定量噴射容器を採用しています。
リアップジェットは、第1類医薬品であり、ミノキシジル1%を配合したリアップと比べて、ミノキシジルの配合量が多いことが特徴であり、壮年性脱毛症における発毛&脱毛の進行に効果があります。また、ミノキシジルの効果に加え、頭皮ケア成分も配合されており、頭皮環境を整えることができます。
毛包を大きくして毛幹を太くし、毛髪の成長期を刺激することで、発毛を促進することができます。
また、リアップジェットには、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒノキチオールなどの頭皮ケア成分が配合されており、頭皮のかゆみや荒れを予防することができます。
¥4,180(税込)
¥3,265 (22% off)
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NO.7) 大正製薬 リアップEXジェット

【第1類医薬品】大正製薬 リアップEXジェット
大正製薬のリアップEXジェットは、ミノキシジルを配合したジェット噴射式エアゾールであり、1回使用量を手軽に塗布できる定量噴射容器を採用しています。
第1類医薬品であり、壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防に対する効果・効能があります。毛包を大きくして毛幹を太くし、毛髪の成長期を刺激することで、発毛を促進することができます。
また、リアップEXジェットには、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒノキチオールなどの頭皮ケア成分が配合されており、頭皮のかゆみや荒れを予防することができます。
¥4,180(税込)
¥3,101 (26% off)
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NO.8) 佐藤製薬 アロゲイン5

【第1類医薬品】佐藤製薬 アロゲイン5 60ml
佐藤製薬のアロゲイン5は、第1類医薬品であり、ミノキシジルを5%配合した男性の壮年性脱毛症のための発毛剤として使用できます。心地よい使用感のジェット噴射式エアゾールであることが特徴です。
アロゲイン5は、毛包を大きくして毛幹を太くし、毛髪の成長期を刺激することで、発毛を促進することができます。また、頭皮の炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されていることも特徴です。
¥5,533(税込)
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NO.9) 興和 リザレックコーワ

【第1類医薬品】 興和 リザレックコーワ 60mL
興和リザレックコーワα5は、第1類医薬品であり、壮年性脱毛症を改善する発毛剤です。また、ミノキシジルを配合した発毛効果のある塗り薬タイプの市販薬です。
ミノキシジルをはじめとする5種類の有効成分を配合しており、発毛と抜け毛侵攻予防の2つの効果があります。また、容器を振ると薬液がたれる可能性があるため、使用する際はボトルを振らないようにする必要があります。
リザレックコーワは、小さなノズルヘッドが地肌に直接届く工夫がされています。また、無香料であるため、においも気にならないというユーザーの口コミもあります。
¥3,984(税込)
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NO.10) 加美乃素本舗 加美乃素DELTA

【第1類医薬品】加美乃素本舗 加美乃素DELTA
加美乃素本舗の加美乃素DELTAは、ミノキシジルを5%配合した男性の壮年性脱毛症のための発毛剤です。頭皮に使用することで毛包に直接作用し、発毛・育毛効果を発揮することが特徴です。
発毛剤としてダントツのコストパフォーマンスを誇っており、創業100年を超える老舗企業「株式会社加美乃素本舗」が販売しています。
なお、加美乃素DELTAは、1回あたり1mlを1日2回、脱毛している部分に塗布しなければならないため、少し面倒に感じるかもしれません。
¥4.300(税込)
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ミノキシジル配合の育毛剤を使用する期間はどのくらいが適切か?
ミノキシジル配合の育毛剤を使用する期間は、効果が出るまでには最低でも3か月から6か月程度必要であるとされています。
しかし、個人差があり、効果が出るまでにはもっと長い期間が必要な場合もあります。
また、ミノキシジルを使用し始めてから効果が現れた場合でも、使用を中止すると効果が失われることがあります。そのため、ミノキシジルを使用する場合は、継続的に使用することが重要です。
ただし、副作用が発生した場合は、使用を中止する必要があります。ミノキシジルを使用する期間については、医師の指示に従って使用することが重要です。
ミノキシジル配合の育毛剤を使用しても効果が出ない場合、どうしますか?
ミノキシジル配合の育毛剤を使用しても効果が出ない場合があります。
ミノキシジルは、効果が出るまでには最低でも3か月から6か月程度必要であるとされています。
しかし、使用期間が長くても効果が出ない場合があります。その場合は、使用方法に問題がある可能性があります。例えば、使用量が少なすぎる、使用頻度が少ない、使用方法が間違っているなどが考えられます。
また、ミノキシジルが効果を発揮しない場合は、AGA以外の原因による脱毛である可能性があります。その場合は、医師に相談し、適切な治療方法を選択する必要があります。
まとめ
この発毛剤に関する記事では、発毛剤と育毛剤の違いや、それらの成分について詳しく説明されています。発毛剤は、薄毛や抜け毛を改善するための医薬品であり、育毛剤は薄毛や抜け毛を予防するための医薬部外品であることが明確に説明されています。
また、医薬品の分類についても詳しく解説され、外用薬の定義も示されています。さらに、発毛剤の副作用についても注意喚起されており、ミノキシジルを配合した男性用発毛剤のおすすめ10選や、ミノキシジルを配合した育毛剤の使用前に知っておくべき注意点や適切な使用期間についても紹介されています。
この記事は、薄毛や抜け毛に悩んでいる人や、発毛剤や育毛剤に興味がある人にとって非常に役立つ情報を提供していると言えます。ただし、医薬品に関する情報であるため、自己判断での使用は避け、必ず医師や専門家に相談することが重要です。